農耕民の神々
農耕民の神々

* ご 挨 拶 *


コマ石仏写真展にお越し頂きありがとうございます

苔むした石仏黙して語らず

私はそんな石仏のいる風景・表情に魅せられ野に山に訪ね歩いています。
定年後はカメラ片手に好き勝手な毎日ですが、石仏を眺めていると
心安らぐのです。 ただ眺めるだけです、そして撮るだけです。
遠い過去からのメッセージを感じつつ。

大分や福島の磨崖仏を観る旅、鹿児島や宮崎の旧薩摩藩内の田畑に
祀られた「田の神」を観る旅、四国八十八ケ所の霊場を巡る旅、
秩父三十四観音を巡る旅、青森の恐山や山形の出羽三山を
訪れる旅など、地元の人達に暖かく接して頂きました。
特に四国を訪れたとき「お接待です」の声に振り返ると、冷たいタオルと
お茶を持ったご婦人達が ・・・・、このような接待何回受けたのだろう。
そして、四国遍路を締めくくる「結願寺」で「お参り御苦労さまです!」の
一言に不覚にも涙したり、表現できない数々の感動を実感した。

友達は趣味の写真が何故石仏なのかと聞きますが、自分でもしっかりと
した説明がつかない。 生まれ育った実家の前に数体の石仏が祀られて
おり、毎日その姿を観て育ったからか?・・・・・。

四年前、桶川写友会の柳瀬利夫講師から個展を勧められ開催を決意
しました。 手持ち作品が少ないため大判写真を含めた展示を立案、
同郷の丸山義雄前講師の指導を仰ぎ大判写真の「国展」へ挑戦しました。
国展には昨年と一昨年入選、この個展開催で両講師と勝手に決めた
約束が果たせました。 安堵しております。
写友会の人たち、石仏協会の人たちに支えて頂きましたこと、
あらためて感謝申し上げます。

綺麗に撮れた石仏、珍しい石仏を多く展示しました。
人生最初の個展です。 自己満足の作品ばかりですが、
ご覧いただければ幸いです。

ホームページは「コマ石仏写真展」で検索してご覧下さい。
 
桶川写友会 会員
桶川市美術会 会員
日本石仏協会埼玉支部 会員

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